ワンちゃん豆知識
お家でお風呂&パック
愛犬の被毛を清潔に保つため、皮膚のコンディションを守るため、定期的なトリミングが必要です。
トリミングコストを抑えるために、お家でクレイパック・シャンプー・トリートメントをすることもできるでしょう。
本記事では、トリミングの手順と注意点を紹介します。
お家でお風呂&パックをする3つの手順
お家でクレイパックをする場合は、これから紹介する3つの手順通りに行ってください。
そうすれば、トリミングで生じやすいトラブルを避けられるでしょう。
手順①クレイパック
まずはクレイパックから行います。その理由は、先にクレイパックをすることで、その後のシャンプー・トリートメントの効果を最大限に引き出せるからです。
例えば、クレイパックはシャンプーでは落とせない毛穴の古い角質まで除去し、トリートメントの効果では得られない被毛のミネラル補給を行います。この状態にしてから、シャンプー・トリートメントをすることで仕上がりが良くなるのです。
さらに、すすぎ残しやすいクレイ(泥)も、その後のシャンプーやトリートメントで、より確実に洗い流せるメリットもあります。
このような理由で、最初はクレイパックから始めます。
手順②シャンプー
しっかりクレイを流しきったら、次に被毛全体をシャンプーします。このとき泡立ちを確認しながら、シャンプーするのがポイントです。
例えば、クレイが残っていると、少しザラついた手触りであったり、泡立ちが悪くなったりします。その状態でシャンプーを続けると効果が薄れます。ですから不安であれば、二度洗いしてください。
この手順でトリミングケアをした被毛は艶を取り戻します。ここまで完了すれば、あとは被毛を保護するためにトリートメントをするだけです。
手順③トリートメント
最後はトリートメントで被毛をコーティングします。トリートメントをお湯で溶かして、被毛全体になじませるようにしましょう。ポイントは被毛の根本から毛先まで、しっかりトリートメントすることです。
被毛がコーティングされていると、トリートメントをすすぐとき、手ぐしが通りやすくなります。ツルツルした感触があれば成功です。
お家でお風呂&パックをするときの注意点
お家でトリミングをするときに注意点と対策法を紹介します。必ず押さえておきましょう。
注意点 目にシャンプーが入らないようにする
お家のトリミングで多い失敗は、シャンプーが目に入るトラブルです。なぜなら、シャンプーは液体なので、目に入りやすいデメリットがあるからです。ですから、顔まわりのシャンプーには注意しましょう。
基本的に、シャンプー後は目にシャンプーが入っていなくても、すすぐようにします。
トリミング後に、目が真っ赤に充血したり、片目を閉じていたりしていないか確認してください。もし異変を感じたら、迷わず動物病院へ向かいます。
対策 顔まわりは泡で洗う
顔まわりのシャンプーを嫌がるなら、目にシャンプーが入るリスクが非常に高くなります。
その場合は、シャンプーボトルを振って、キレイな泡を作りましょう。シャンプー剤を泡状にすれば、目に入りにくくなります。
実際にトリマーも使う方法なので試してみてください。