ワンちゃん豆知識
失敗しない!ふやかしフードの切り替え方
子犬にドライフードを食べさせたいけど、その方法がわからない。このような相談は、初めて子犬を飼い始めた方から多く頂きます。
そこで本記事では、初めて子犬を飼う方でも、失敗しないフードの切り替え方法を紹介します。
失敗しないフードの切り替え方
これから紹介するフードの切り替え方法は、特別な技術や道具も必要ありませんので、誰でも簡単にできます。
フードのふやかし時間を短くする
子犬のフードの切り替えで一番確実な方法は、ふやかし時間を短くすることです。つまり、硬さをドライフードに少しずつ近づけていくイメージです。
例えば、今まで5分間ふやかしていたなら、翌週は4分でふやかします。毎週1分ずつ減らしていきましょう。ふやかし時間を短くすると、フードの芯の部分から硬さが残るので、子犬も徐々に食べ慣れていきます。
このように、ふやかし時間で調節するのがベストな切り替え方法です。
小粒のフードを選ぶ
犬種にもよりますが、大型犬でない限り、小粒のフードを使うことが最善です。なぜなら、小さな子犬が食べやすいサイズだからです。
もしも大粒フードしかない場合は、フードを砕いて小さくしてあげましょう。そうすれば、子犬の食いつきも良くなります。フードのサイズが原因で、食欲を落とす子犬は多いので注意してください。
失敗するフードの切り替え方
子犬のフード切り替えで失敗するリスクが高い方法を紹介します。フードの切り替えが上手くいかない方は、当てはまっていないか確認しましょう。
フードを割合で切り替える
フードを割合で切り替える方法は失敗する可能性があります。割合とは、ふやかしフードとドライフードを割合で混ぜるということです。
例えば、ふやかしフード8割、ドライフード2割で混ぜ合わせます。そうすると、子犬はふやかしフードだけを食べて、ドライフードを残すことがあります。
そのような訳で、割合の切り替え方法はフードの食いつきが悪くなる可能性があるため、おすすめしません。
缶詰などの混ぜ物を使う
食いつきをよくするために、缶詰などのウェットフードを混ぜ物として使う方法があります。この方法は食いつきが良くなりますが、場合によっては、混ぜ物を使わないと食べない子犬になってしまいます。
さらに、ウェットフードは歯垢が付きやすく、食後に口まわりがベトベトに汚れるので衛生的にもよくありません。このような理由で、混ぜ物を使って切り替える方法も、失敗する可能性があります。
乳歯が生えてきたタイミングで切り替えよう
ふやかしフードからドライフードに切り替えるタイミングは、乳歯が生えれば、いつから初めても問題ありません。
例えば、子犬が甘噛みをしてきたときに、歯が生えているように感じたら、フードの切り替えを検討しましょう。すべての乳歯が生え揃っていなくても、本記事で紹介したフードの切替方法なら対応できます。