愛犬と遊ぶ
愛犬との雪遊びの楽しみ方と注意点
雪を見ると人はテンションが上がるものですが、犬も同じで雪が大好きです。
これは犬が狼の血を引いている捕食動物であり、非日常を好む性質があるからだと考えられています。
そんなわけで、冬の時期には雪のある地域に愛犬を連れていくのも良い選択肢です。
この記事では、そんな「愛犬との雪遊びの楽しみ方と注意点」について解説していきたいと思います。
愛犬との雪遊びの楽しみ方
青森県や北海道。富山県、石川県、新潟県、山形県、福井県、秋田県、鳥取県、福島県、島根県、長野県などの地域は、1年の降雪量が非常に多いとされています。
また、その他の地域であっても、標高が高めの地域では雪が降るケースもあります。
前述したような降雪地域に愛犬を連れていくならば、「雪遊びの楽しみ方」を事前に知っておくとより楽しめるはずです。
それでは、具体的に挙げていきましょう。
①追いかけっこ
雪山に遊びに来たならば、まずはシンプルに愛犬と追いかけっこで遊んでみましょう。
飼い主さんが楽しそうに走れば、間違いなく愛犬もテンションMAXで追いかけてくるはずです。
もしも雪に足をとられてバランスを崩して転んでしまっても問題ありません。
なぜならば雪のクッションによって衝撃を吸収してくれるからです。
飼い主さんが転んだならば、きっと愛犬が助けに来てくれるはずですよ。
②ソリ遊び
以外にも犬はソリのような乗り物も怖がることなく乗れるものです。
2人乗りのソリで飼い主さんが犬と一緒に滑っても楽しいですし、1人乗りのソリに愛犬だけ乗せて勾配の緩やかな場所で滑らせるのもGOODです。
最近では犬専用のソリなども販売しているので、せっかくなのでそうしたソリを購入するのも「あり」でしょう。
③ボール遊び
普段からドッグランなどでボール遊びをしているならば、ぜひ雪の中でも楽しみましょう。
普段とは全く違う状況でのボール遊びは、愛犬もかなり喜んでくれるはずです。
雪の中にボールがハマってしまっても大丈夫です。
きっと愛犬がテンション高く掘って見つけ出してくれることでしょう。
スノーシュートレッキング
雪の上では、「スノーシュー」と呼ばれる歩行用具を使用すると人間もスタスタと歩くことができます。
飼い主さんがスノーシューを履き、愛犬と一緒に雪山をトレッキングするという楽しみ方もできます。
いつもの散歩コースとの違いに愛犬も大喜びしてくれるはずですし、飼い主さんも雪景色の中をトレッキングする楽しさを味わえます。
愛犬と雪遊びをする際の注意点
いかがでしょうか?
前述した4つの雪遊びは、愛犬だけでなく飼い主さん自身も大いに楽しめるはずです。
しかし、雪という非日常の空間では、思わぬ事故などのトラブルが起きてしまう可能性もあります。
そのため、出掛ける前にしっかりと注意点を知っておく必要があります。
①防寒対策をとる
「犬は毛皮を着ているようなものだから大丈夫」と思う人もいますが、寒さに弱い犬種もいますし、肉球がしもやけになる可能性もあるため、犬の防寒対策をしっかりと行うようにしましょう。
防水機能の洋服を着せ、防水機能の靴を履かせればより安心です。
②体に絡まった雪玉をしっかりととる
服や靴の隙間やカバーしきれない体の部位に雪玉が付いてしまうこともあります。
特にダブルコートの犬種や長毛種は雪玉ができてしまうことが多いので注意が必要です。(そのままにしておくと愛犬の体が冷えてしまいますし、車に戻ってきてから溶けて車内がびしょびしょになってしまいます)
③水分補給を怠らない
飼い主さんによっては、「犬が雪を舐めたりしているから水分補給は大丈夫だろう」と感じるかもしれません。
しかし、テンション高く長時間走り回ると水分不足となり、体調が悪化してしまう可能性もあります。
そのため、水分補給は怠らずこまめにお水を飲ませましょう。
④愛犬の肉球に保湿クリームを塗る
雪遊びをした後は、肉球に大きな負担がかかった状態となります。
しもやけやひび割れといったリスクもありますし、走り回っている最中に肉球を怪我してしまう可能性もあります。
そのため、遊んだ後は怪我をしていないかしっかりとチェックし、保湿クリームを入念に塗ってあげるようにしましょう。
まとめ
今回は、「愛犬との雪遊びの楽しみ方と注意点」について解説してきました。
雪遊びは、冬ならではの楽しみ方ですよね。
ここで挙げた雪遊びの注意点を理解したならば、ぜひ雪の降る地域に愛犬と共に出掛けてみてはいかがでしょうか?
きっと愛犬も飼い主さんも最高に楽しめるはずですよ。