ワンちゃん豆知識
愛犬を連れてBBQをする楽しさと注意したいポイント
キャンプなどのアウトドアレジャーでは、バーベキュー(以下BBQ)をするのがスタンダードな楽しみ方ですよね。
BBQは「人間が楽しむもの」といったイメージがありますが、実際には犬も一緒に楽しむことが可能です。
それゆえに、愛犬もアウトドアレジャーに連れていき、一緒にBBQを楽しむという選択肢も「あり」だといえます。
実際に愛犬と楽しめるBBQサイトがあるキャンプ場も多いものです。
この記事では、そんな「愛犬を連れてBBQをする楽しさと注意したいポイント」について解説していきたいと思います。
愛犬を連れてBBQをする楽しさ
BBQはお肉や海鮮類などを鉄板や網の上で焼いて食べますが、「犬が食べれる食材もないし、何より火を使うので危ないのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、実際には、犬でも食べられる食材はありますし、後述する注意点を理解し徹底することで事故のリスクを極力抑えることも可能です。
犬が食べても良いBBQ食材としては、「にんじん」や「味の付いていない肉」「キャベツ」「アスパラガス」「芋類」「カボチャ」などがあります。
飼い主さんも当然ながらBBQで美味しい食材を食べて幸せな気持ちになれますし、愛犬も前述した食べられる食材を飼い主さんからもらえるので、最高に幸せな気分になるはずです。
自然に囲まれた綺麗な風景を見ながら、鳥のさえずりや川のせせらぎ、虫の音と共にBBQを楽しめば、日々のストレスなど一気に吹っ飛ぶはずです。
愛犬を連れてBBQをする際に気を付けなければならないポイント
それでは、ここからは実際に愛犬を連れてBBQをする際に気を付けなければならないポイントを具体的に挙げていきましょう。
①愛犬に食べさせてはいけない食べ物を知っておく
広く知られている通り、人間が食べる食材には「犬に食べさせてはいけない食材」があります。
例えば「ネギ類」です。
玉ねぎはBBQでは定番の食材ですし、長ネギが好きでBBQで焼く人もいるはずです。
ネギ類を犬が食べてしまうと中毒を起こす可能性があるため、絶対に与えてはいけません。
また、味付けしてある肉類やハム、ソーセージなどもNGです。
他にも、カニやエビいった甲殻類は、生で食べてしまうとビタミンB1欠乏症となる可能性があるため与えてはいけません。
網で焼く機会の多いマシュマロやチョコレートも中毒症状を引き起こすため犬が食べないようにしなければなりません。
もし犬に直接食べさせなくても、犬に与える食材と同じ鉄板や網でNG食材を焼いてしまうと、エキスが移ってしまうため中毒となる可能性があります。
そのため、犬専用の小さめのBBQグリルを用意しておくと安心です。
グリルが用意できない時には、シングルバーナーと小さなフライパンや鍋があれば、愛犬用の食材を準備できるはずです。
②焼く際にBBQグリルに愛犬が近づかないようにする
愛犬にリードを付け、杭やフェンスにしっかりと結び付けておくといったことを徹底すれば、BBQグリルにぶつかり火傷等の事故が起こることもありません。
③長時間にも及ぶと愛犬が飽きてしまう可能性があるため散歩などを挟む
BBQは、普段の食事とは違いビールやチューハイ、炭酸飲料を飲みながら何時間にもわたって楽しむことが多いですよね。
最初のうちは犬もにんじんやキャベツ、味の付いていない肉などをもらえるため楽しい気分となりますが、次第に飽きてきてしまうものです。
飼い主さんたちはお酒も入り楽しい気分が続きますが、犬は「相手にしてよ」と寂しくなってしまいます。
もしも愛犬がソワソワと落ち着かなかったり、飼い主さんに向かって吠えたりするならば、飽きてきた証拠だといえるので、散歩をしてあげるなど相手をしてあげましょう。
④ドッグフードやおやつなど普段食べている物も持っていく
前述したように、にんじんやきゃべつといったBBQで使用する食材を愛犬に与えるのもおすすめですが、普段食べているドッグフードやおやつなども持っていき与えるようにしましょう。
なぜならば、普段食べ慣れていない物だけを与えてしまうと消化不良となり体調を崩してしまう可能性があるからです。
また、普段食べている物が身近に置いてあることで、精神的にも安定するはずです。
もちろん、食べ物だけでなく水分もこまめに与えることも忘れてはいけません。
まとめ
今回は、「愛犬を連れてBBQをする楽しさと注意したいポイント」について解説してきました。
BBQは人間が楽しむものというイメージがありますが、犬も一緒に楽しめます。
ぜひアウトドアレジャーでBBQを行う際には、愛犬も連れていき一緒に最高の時間を過ごしましょう。
きっと最高の思い出になるはずですよ。