散歩から帰った後のお手入れ方法

愛犬の散歩に出かけると、足先やお腹の部分が汚れてしまうことがあります。

本記事では、散歩から帰ったときに、ご自宅でできるお手入れ方法を、天気別にいくつか紹介します。

晴れの日に散歩したときのお手入れ方法

晴れの日に散歩をしても愛犬の被毛は汚れてしまいます。とくに春や秋は、くっつき虫がついていることもあります。

そのような場合のお手入れ方法を紹介します。

①ウェットティッシュを拭き取る

晴れの日の散歩は、乾いた地面を歩くので、雨天時ほど汚れることはありません。しかし、細菌などの見えない汚れが足裏に付着するので、皮膚病予防のためにもお手入れは必須です。

このような場合は、温タオルではなく、ウェットティッシュで足裏パットを拭いてあげれば十分でしょう。

②くっつき虫はスリッカーブラシを使う

くっつき虫が被毛にからまっている場合は、スリッカーブラシを使います。スリッカーブラシはトリミング用のブラシのことです。ホームセンターで販売している市販のスリッカーブラシでOKです。

この場合のスリッカーブラシの使い方は、くっつき虫がついている被毛を、撫でるようにブラッシングするだけです。手で1つずつ、くっつき虫を取るよりも、効率的なので準備しておきましょう。

雨の日の散歩のお手入れ方法

雨の日の散歩は、必ず愛犬が汚れます。雨天時は散歩をしない選択肢もありますが、外でなければトイレをしないワンちゃんもいます。

これから雨で汚れてしまったときのお手入れ方法を紹介します。

①温タオルで汚れを拭き取る

雨で汚れた被毛は、温タオルを使えば大抵の汚れを拭き取れます。その理由は、お湯の方が汚れがふやけて落ちやすいからです。

例えば、散歩中に地面のぬかるみを歩いたり、雨に濡れた草木に触れると、お腹周りや足先の被毛が真っ黒になります。

そのような場合は、電子レンジで人肌程度に温めたタオルを使って、愛犬の被毛の汚れを拭き取ってあげましょう。雨天時のお手入れポイントは温タオルを使うことです。

②ティッシュ使って水気を拭き取る

温タオルで汚れを拭き取るだけでは不十分です。次に水気を拭き取る必要があります。

なぜなら、水気を拭き取らずにいると、細菌が繁殖し、愛犬の皮膚が真っ赤になることがあるからです。

とくに足先部分は皮膚が薄く、赤くなりやすい部分なので、しっかり水気をとってあげましょう。

お手入れ方法は、ティッシュで足裏パットの間を拭いてあげるだけです。乾いたタオルやドライヤーで乾かすこともできますが、家庭にあるもので確実に水気を切るならティッシュがおすすめです。

日常のお手入れが愛犬のコンディションを整える

今回紹介したお手入れ方法は、毎日行いますが、愛犬のコンディションを整えるために必要です。

定期的にお手入れをしているワンちゃんの被毛と、お手入れをしないワンちゃんの被毛は、一ヶ月後の光沢がまるで違います。

このような小さなケアを忘れないようにしましょう。