ワンちゃんにおやつはあげてもいい?おすすめおやつや注意点について

「おやつをあげると太ってしまうかな…」

「食事を残すようになったらどうしよう…」

ワンちゃんにあげるおやつについて悩まれている飼い主さんは多くいらっしゃいます。

実際、『おやつあげると太ってしまうのか?』『どんなおやつならいいのか?』気になるところですよね。

この記事では、ワンちゃんにおやつをあげてもいいのかどうか、またあげるならどういったものがよいのか?をお伝えしています。

愛犬のおやつ選びに悩まれている飼い主さんは、ぜひご参考になさってください。

ワンちゃんにおやつはあげてもいい?

ワンちゃんにおやつはあげてもいい?

『おやつ=悪者!』のように考えておられる方は多くいます。

人でも、虫歯になる、食事を残すようになる…といったことが想定され、こどものおやつを控えたり、見直したりすることは多いと思います。

ただ、おやつは必ずしも悪者ではなく、あげ方によっては、むしろ積極的に利用してもいいものです。

というのも、おやつは愛犬との良質なコミュニケーションツールとなること、また、健康面でプラスになる与え方もあるからです。

おやつをあげるタイミングは?

おやつをあげるタイミングとしては、なにかが上手にできたときがおすすめです。

しつけに用いることが多いですが、爪切りやお留守番ができたときなどに与えることもおすすめです。

「うまくできると、ほめられておやつがもらえるんだ!」と認識すると、その後も上手にできるようになることが多いです。

もちろん、あげ方となにを選ぶかは大切で、やみくもにあげてもいいというわけではありません。

おすすめのおやつやあげ方はのちほどお伝えいたします。

子犬のときからあげてOK

おやつは年齢に合ったものでしたら、子犬のときから与えて問題ありません。

しつけに使用できることもおやつのメリットですので、ぜひ愛犬の好みに合ったおやつを用いてみましょう。

ただ、初めてあげる場合には、『丸飲みしないか?』『おなかを壊さないか?』など、体調を十分にチェックするようにしましょう。

ワンちゃんにあげるおすすめおやつ

ワンちゃんにあげるおすすめおやつ

市場にはたくさんのワンちゃん用おやつがあるため、「どれをあげるといいのか?」悩んでしまいますよね。

以下では、ワンちゃんにあげるおすすめのおやつの選び方をお伝えしています。

ワンちゃんによって合うかどうかは異なりますので、愛犬の様子で判断してみてくださいね。

ペーストタイプのおやつ

ペースト状のおやつは、食いつきがよく、満足するワンちゃんが多い傾向にあります。

それにもかかわらず、成分のほとんどが水であるため、比較的カロリーが低く、ダイエット中の愛犬にもおすすめのおやつです。

水分をとれることから、夏場の脱水予防や冬場の飲水量低下の際に、貢献できる可能性があります。

歯みがき効果のあるおやつ

ワンちゃんの歯みがきはとても難しいですよね…

うまくみがけていると思っても、実際は、みがき残しがある場合も多いです。

そのため、歯みがき効果のあるおやつを併用することも方法の一つとなります。

ごほうびとしても使用ができるため、一石二鳥ですね。

無添加の(添加物の少ない)おやつ

私たち人もそうですが、なるべくなら添加物の少ない食事やおやつを摂るようにしたいですよね。

ただ、添加物は食品の安全を維持するために、必要なものもあります。

例えば、酸化防止剤はおやつの品質を保つために必要です。

むしろ酸化をしてしまったおやつの方が危険であり、ワンちゃんの健康を害してしまう可能性があります。

一般的に、おやつを含めたペットフードは『ペットフード安全法』により、安全なものを安全な量だけ使用するように規定があります。

そのため、過度に添加物について気にする必要はなく、商品記載の与え方を守れば、健康を害することはないと考えられています。

そうは言っても、合成着色料や香料など、見た目や香りをよくする添加物はなるべくなら避けたいものですよね…

ワンちゃんには「見た目がカラフルでおいしそう!」という発想はないはずですから。

まずは、『どういった添加物が使われているのか?』把握するところから始めてみましょう。

手作りのおやつ

手作りのおやつも、安心安全に与えられます。

飼い主さんが作っているからこその愛情もプラスできますね。

気合を入れて作る必要はなく、ふかしたさつまいもやじゃがいも、ゆでたささみなどで十分です。

愛犬の食いつきに合わせて、数種類あげることもおすすめですね。

あげすぎには注意!回数を分けてあげるといい

あげすぎには注意!回数を分けてあげるといい

どんなおやつもですが、あげすぎると肥満の原因となります。

パッケージ通りにあげると、大体の子が太ってきます。

これは、メーカーが販売を促進するために、多少多めに記載していることもあるからです。

そのため、記載よりも少ない量をあげるようにするといいです。

また、ワンちゃんは一度にたくさんのおやつをもらうよりも、何回かに分けて少しずつおやつをもらう方が、満足度が高いと言われています。

そのため、ちょびちょび…と、全体量は少なくあげることが、ワンちゃんへのおすすめのおやつのあげ方となります。

1日当たり必要な摂取カロリーの5%程度を目安に

『どのくらいの量ならあげてもいいのか?』ということですが、おおよそ1日当たりに必要な摂取カロリーの5%程度を目安にしてあげるといいです。

1日に必要なカロリーは、簡易の計算式として、

体重×30+70(kcal)に活動係数を乗じる

ようになりますが、こちらの20分の1程度を目安としてあげてみてください。

なお、1日に必要なカロリー計算については、以下の記事をご参照ください。

関連記事:ワンちゃんの適正体重~1日に必要なカロリーや食事量とは?

おやつをあげる際の注意点

おやつをあげる際の注意点

メリットいっぱいのおやつですが、与える際には、いくつか注意すべき点もあります。

骨やひづめのおやつは気をつけて

歯みがきの一環として、骨やひづめのおやつをあげる方もいらっしゃいます。

ただ、これらは、歯が欠けたり、のどにつかえたり…事故が多いおやつの印象があります。

特に小型犬では、噛む力が弱いですので、あまり与えない方がいいと思われます。

もちろん問題なくカミカミできることもありますが、使用の際には、目を離さないようにし、短時間で取り上げるようにした方が安心ですね。

人の食事はあげないで

人の食事は脂分が多いものが多く、少ししか与えていなくても、予想以上のカロリー摂取となってしまいます。

欲しそうに見上げている愛犬を見ると『ついつい…』となってしまいますが、ぐっとこらえるようにしましょう。

療法食を食べている子は、主治医の先生にご相談を!

療法食とは、尿路結石や消化器疾患などの治療に用いる食事のことですが、こういった類の食事を摂っている子の場合には、おやつの制限がある場合もあります。

おやつを食べることで、治療に影響が出ることもあるからです。

ただ、少量ならよいと言われる場合や、療法食と併用できるおやつも販売されていますので、ぜひ主治医の先生にご相談くださいね。

【まとめ】ワンちゃんにおやつはあげてもいい?おすすめおやつや注意点について

ワンちゃんのおやつは、コミュニケーションツールとして、また健康面でプラスになることもあるため、あげても問題ないでしょう。

ただし、年齢や大きさに合ったものを選び、あげすぎには注意するようにしましょう。

さつまいもやささみと言った食事になるようなおやつもおすすめです。

ぜひ愛犬と一緒に楽しくおやつを取り入れた生活を送りましょう!

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