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ワンちゃんが家の中で遊ぶときに気をつける5つのこと
雨の日や雪の日は、愛犬と家の中で過ごすことも多いかと思います。
お家の中での遊びには、ボールやおもちゃ投げ、かくれんぼなどがありますが、楽しく遊ぶためには、いくつかの気をつけることがあります。
この記事では、ワンちゃんが家の中で遊ぶ際の注意点を5つお伝えしています。
愛犬と安全に楽しくお家遊びをしたいな!という飼い主さんは、ぜひご参考になさってください。
愛犬とのお家遊びはたくさんある!
愛犬との室内遊びは、運動や触れ合いの時間としてとても大切です。
遊び方はさまざまあり、知育玩具を用いて1匹で遊んでもらう方法や、追いかけっこ・引っ張りっこなどを通して一緒に遊ぶ方法があります。
そもそもワンちゃんは集団で生活を送っていた動物ですので、飼い主さんと一緒に遊ぶ時間をとても大切に思っています。
ワンちゃんがよろこぶ遊び方については、別記事でも解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:わんちゃんがよろこぶ遊び方
家の中で遊ぶ際に気をつける5つのこと
楽しくお家の中で遊ぶためには、気を付けたいことが5つのこと
①足裏の毛をカットすること
足裏に毛が生えているワンちゃんの場合には、短くカットするようにしましょう。
被毛によって肉球が見えなくなっている子はしばしば見られ、滑ってけがをしてしまう可能性があります。
また多すぎる被毛によって、足先が蒸れ、趾間炎(しかんえん)という病気になってしまうこともあります。
カットはバリカンで行うと安全ですが、慣れていないと、一緒に皮膚や肉球を切ってしまうこともあります。
難しい場合には、動物病院やトリミング店で行ってもらうといいですね。
②滑りづらい床材を使用すること
全力ダッシュや急旋回により、滑って転んでしまうことは多いです。
通常は少し痛みが生じる程度で、その後に問題が及ぶことはないですが、一部のワンちゃんでは、膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアなどといった病気が生じるケースもあります。
そのため、ワンちゃんと遊ぶ場所の床材は、滑りにくいものを使用するようにしましょう。
フローリングの場合には、カーペットやラグ・ジョイントマットを敷く、滑らないワックスなどして対応しましょう。
③休憩をはさむこと
遊びが楽しくなりすぎて、興奮しすぎてしまうこともあります。
あまりにもハッスルしてしまうと、「ウー」とうなり声をあげたり、強く吠えたり、飼い主さんを噛んでしまうこともあります。
ヒートアップする少し前に、遊びを中断し、休憩をとるようにしましょう。
また、ワンちゃんは汗をかくことでの体温調節ができない動物です。
そのため、夏場の過度な運動は、熱中症を引き起こす可能性もあります。
「少し興奮してきたな…」「息が上がってきたな…」という場合には、小休止しましょう。
あわせて、水分も摂るようにしましょう。
④足腰に負担がかかる場合には、段差をなくすこと
ソファーやベッド、階段など、家の中にはあらゆる段差があると思います。
ピョンピョンといろんなところに飛び乗って遊んでいる姿は、とても愛くるしいですよね。
健康なワンちゃんでしたら、特に問題なく上り下りしていいですが、足や腰に痛みがあるワンちゃんにおいては、段差が負担になることもあります。
低めの家具を用いる、スロープを付けたり、階段の上り下りは抱っこで行うなど、なるべく足腰に負担がかからないようにしてあげましょう。
⑤誤食には注意すること
家の中では、引っ張りっこや持ってこい遊びなど、おもちゃを使用して遊ぶことも多いと思います。
ただ、使用頻度の高いものや、強く噛んだ場合などは、破損して誤食をしてしまうこともあります。
異物を食べた場合には、なんども吐く、食欲がなくなるといった症状が見られることもあり、腸につまった場合には、手術が必要なこともあります。
そのため、誤食を確認した場合(疑う場合)には、速やかに動物病院で吐かせる処置を受ける必要があります。
おもちゃは食べられないように、使用のたびに状態のチェックし、愛犬の届かないところに保管をするようにしましょう。
ワンちゃんとのお家遊び~室内アスレチック
中型犬以上のワンちゃんでは、家の中で過ごす日々が続くと、ストレスがたまってしまうこともあります。
ワンちゃんのストレスは、無駄吠えや噛み、自傷行為などといった行動を見せることもあり、必ず対策をしてあげる必要があります。
上でお伝えした室内遊びの注意点を踏まえて、安全かつ楽しめる室内アスレチックを作ってあげることも、雨や雪で外に出られないときの過ごし方となります。
100円均一やホームセンターなどでご自身でDIYされてもいいでしょう。
また、犬用ダンボールアスレチックやトンネル、フラフープなどは手軽に購入でき、楽しく遊べる愛犬も多い傾向にあります。
十分なスペースが確保できる場合には、ぜひチャレンジしてみてください。
お家遊びがマンネリ化したら、ペットシッターを利用することもおすすめ
お家遊びに苦心している飼い主さんは多くいらっしゃいます。
「遊んであげよう!」と思っても、
『全然遊びに乗ってくれない…』
『いつも寝てばかりいる…』
気持ちが沈んでしまいますよね…
そんなときには、プロに遊び相手をお願いすることも方法の一つです。
以前は、ペットシッターと言えば、エサやりやお散歩がメインでしたが、その需要に合わせて、しつけや遊び相手など、さまざまなケアをしてくれるペットシッターサービスが増えてきています。
愛犬と一緒に遊んでくれるだけでなく、遊び方の指導を受けることもできるでしょう。
また、ペットシッターを利用した場合には、その間に家事をしたり、お出かけをすることもできますね。
ワンちゃんを飼っていると、「お出かけしづらいな…」と感じることも多いと思いますが、誰かに見てもらっているという安心感で、楽しく出かけられそうですね。
【まとめ】ワンちゃんが家の中で遊ぶときに気をつける5つのこと
ワンちゃんが家の中で遊ぶときには、
①足裏の毛をカットすること
②滑りづらい床材を使用すること
③休憩をはさむこと
④足腰に負担がかかる場合には、段差をなくすこと
⑤誤食には注意すること
の5点について気をつけてあげましょう。
愛犬とのお家遊びは、運動になるだけでなく、良質なコミュニケーションの形成にも役立ちます。
早速、遊びの環境を整え、愛犬との楽しい遊び時間を過ごしましょう!