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ワンちゃんとの旅行で気をつける5つのこと
愛犬との旅行は、一緒に過ごせる楽しさだけでなく、日常から解き放たれ、とても刺激的でワクワクしますよね。
ただ、ワンちゃんとの旅行は、人だけでの旅行とは勝手が違う部分もあり、気をつけたいいくつかの注意点があります。
この記事では、ワンちゃんとの旅行で気をつけるべき5つのことについてお伝えしています。
しっかり準備を整えて、愛犬との旅行を楽しみたい!という飼い主さんは、ぜひご参考になさってください。
ワンちゃんと旅行を楽しむためには、なによりも愛犬中心で動いてあげることが大切です。
以下では、愛犬との旅行に際して気をつける5つの点について解説しています。
①常備薬を持っていくこと
旅行中は、いつもと違った環境であることから、体調を崩しやすい傾向にあります。
そのため、おなかの薬や痛み止めなどを常備しておくといいでしょう。
ワンちゃん用の市販薬もありますが、主治医の先生にお伝えすることで、処方してくれることが多いです。
また、心臓病や腎臓病などでいつも薬を飲んでいる子の場合には、なくしたり落としたときのために、多めに持参することも大切です。
発作がある子の場合には、念のために座薬を出してもらうことも方法の一つとなります。
②ごはんやおやつをいろいろ用意すること
旅行中には、食事を摂らなくなることが多いです。
いつもの食事に加え、缶詰やパウチのドッグフード、ドライフードも数種類持参すると安心です。
はじめて食べる場合には、からだにあわずに体調を崩す恐れもあります。
日頃から、いろいろな食事を試してみることも、旅行や災害などに際して重要なことです。
食事は、温めることでにおいの分子が拡散し、食欲が増す傾向にあります。
そのため、電子レンジを借りるなど、宿泊先にご相談されてもいいかもしれませんね。
「食事をなにも摂らない…」という場合には、好きなおやつをいつもより多めにあげてもいいでしょう。
また、療法食(病気の治療に用いる食事)を食べている子の場合には、そちらも忘れずに持参しましょう。
反対に、「モリモリいつも以上に食べる!」という子もいますが、食べすぎることで体調を崩す場合もあります。
ごはんがおいしく食べられていても、適量にとどめるようにしましょうね。
③お気に入りのタオルやベッドを持っていくこと
使い慣れたタオルやにおいのついたベッドがあると、いつもと違った環境でも安心して過ごせる場合が多いです。
少し荷物になってしまいますが、圧縮袋などを用いて、コンパクトにして持参するといいですね。
余裕があるならば、おもちゃも複数個あることで、道中などの退屈しのぎになるでしょう。
④なるべくいつもと同じタイムスケジュールで動くこと
旅行中はなかなか難しいかもしれませんが、なるべくいつもと同じタイムスケジュールで動けるといいです。
お昼寝をするワンちゃんの場合には、休憩を多めにはさんであげるといいかもしれませんね。
特に食事の時間と睡眠時間は、いつもと同じ時間帯になるよう調整し、食いつきや寝つきの様子などもチェックしましょう。
⑤周辺の動物病院を知っておくこと
旅先では、下痢や嘔吐など、体調を崩してしまう子がよくいます。
いつもと環境が変わることに、少なからずストレスを感じているからかもしれません。
万が一の際に受診ができるよう、宿泊施設の周辺の動物病院をチェックしておくと安心です。
地方の場合には、休診日が多い場合や、診察時間が早くに終わることも多いため、少し離れた場所の大きい動物病院も調べておくと安心ですね。
また、主治医の先生と電話相談ができる場合には、そちらも考慮に入れておくといいでしょう。
あまりにも体調が悪い場合には、はやめに帰宅することも方法の一つとなります。
休憩をとることが大事
愛犬との旅行の際には、休憩を多めにとることも大切です。
車移動なら、サービスエリアでのお散歩やドッグランでのリフレッシュをとることもおすすめです。
電車の場合には、乗換駅や最寄り駅で、少しお散歩を楽しむといいでしょう。
また、予定を入れすぎないことも大切です。
旅行中は、「あれもしたい!これもしたい!」となってしまいますが、予定が多く詰まっていると、ワンちゃんも疲れてしまいます。
ハアハアしている、歩みが遅い…などは、少し疲れているサインです。
また、夏場は熱中症になる子が多くいるため、休憩時には、必ず水分補給をしましょう。
「最低限これだけはしたい!」ということを決めておき、あとは状況次第で行うようにするといいですね。
車酔いするワンちゃんは休憩+薬
ワンちゃんの中には、車に寄ってしまう子もしばしばいます。
短距離から慣らすことで改善する場合もありますが、やはり休憩を多めにとってあげることが重要です。
また、窓は少し開け、外気に触れさせることで、気分が落ち着く子も多いでしょう。
乗車のたびに元気がなくなる、なんども吐いてしまう…などのワンちゃんの場合には、動物病院で酔い止めを処方してもらうと安心です。
よだれが多い、(暑くないのに)ハアハアしているなども、車酔いをしている可能性があります。
酔い止めは、乗車の30分ほど前に飲むと、症状が改善することが多いです。
なお、ワンちゃんにもよりますが、乗車前に食事を軽めにとった方が、気分がよく過ごせる子が多いですね。